つるかめ算って?
つるかめ算は受験算数においてはじめの段階で習得しないといけない超重要内容だ。
でもポイントをつかんでしっかり問題を解いて練習すれば決して難しくない!
さあ授業のスタートです!
じゃあまず、そもそもつるかめ算とはどのような問題なんだろう??なにはともあれ例題からだ!
<例題1>
つるとカメが合わせて5匹います。足の合計は14本です。
つるとカメはそれぞれ何匹いるでしょうか?
つるかめ算という名前のもとになる基本問題だ。
でも実際、入試問題とかになるとつるかめ算の問題でつるとカメなんて出てこない!!
例えばこんなのもつるかめ算だ。
<例題2>
50円玉と100円玉が合わせて14枚で合計金額1000円のとき、100円玉は何枚ある?
2つの例題の特徴がわかるかな??
★つるかめ算とは・・・
AとBそれぞれの数は分からないけど、AとBの合計数は分かる!
これがつるかめ問題の特徴だ!
上の例題1ではつるとかめがA、B 例題2では50円玉と100円玉がA、Bにあたるわけですね。
(どっちがAでどっちがBとかはどうでもいい!)
ではさっそく、つるかめ算の解き方を伝授しよう!
★つるかめ算の解き方
「もしも全部、Aだったら〜」と考える!
そう、つるかめ算はもしもシリーズだ!!
AとBそれぞれの数なんて分からんから、じゃあ全部片方のAだと仮定して実際の数と比べてつじつま合わせしようぜってやり方だ。
わけわかんない??大丈夫、じゃあ実際に上の例題を使って解説しよう!
つるかめ算を解こう!〜例題1〜
<例題1>
つるとカメが合わせて5匹います。足の合計は14本です。
つるとカメはそれぞれ何匹いるでしょうか?
つるとカメの合計は5!ヒントはつるとカメの足の数の合計が14本ってことだね。
じゃあここで、もしも全部つるだったら〜と考える!
(もちろん、5匹全部カメだったら〜でもいける!)
ところで、つるとカメってそれぞれ足の数は分かるかな?つるは2本、カメは4本だね。
え?それくらい知ってる?そうだよね。
でも算数問題ではこういうのがよくあることなんだ。要するに、
常識的に誰でも知ってるようなことは特別問題文に書かれない!
つるとカメの足の数くらい知っとけよって話!大丈夫かな?
ではさっそく、解説していこう。
いいかな?つるかめ算の解き方のポイントは「もし全部、Aだったら〜」だ!
今回では「もし5匹全部つるだったら〜」と考えましょう!
(もちろん5匹全部カメだったら〜でもいけるよ)
すると、足の数の合計は2×5=10で10本になるよね。
でも、実際は14本なわけだから、つる5匹だと足は
14−10=4本たりないということがわかる。
じゃあここで、1匹のつるをカメに変えてみよう。
すると足の合計数は2本増えて12本になることが分かるかな?
ゴールの14本に少し近づいたね!
つまり、1羽のつるをカメに変えると足の数は2増えるから、
足の合計数が14本になるには、あと1羽つるをカメにすればいいので、
よって、つる3、カメ2!
ということになるわけ。
じゃあ、次は例題2を解いてみましょう!
関連ページ
- つるかめ算例題2
- 主に中学受験を控えた小学6年生を対象に基礎から難関中学校に合格するために塾で教える画期的な裏技解法、問題をできるだけ分かりやすく解説していくサイトです。